2013年6月22日土曜日

1920年代のロンドンをとらえた貴重なカラーフィルム映像








ロケットニュース24 3時間前
http://rocketnews24.com/2013/06/22/342225/

有名俳優たちも注目 / 
1920年代のロンドンをとらえた貴重なカラーフィルム映像がとびきり美しい

 デジタルも良いけどやっぱりフィルム映像の美しさは特別! 
 今日は、そんなふうに再認識せずにはいられない動画をご紹介。
 ご覧頂くのは1920年代のロンドンの情景。最も初期のカラーフィルムで撮影されたものです。

 その美しさには、ケヴィン・スペイシーやスティーブン・フライなど米英の有名俳優たちも心打たれ、ツイッターで紹介。
 意外なほどの鮮明さと、優しい光溢れるフィルム独特の質感の素晴らしさに、ロンドン子はもちろん世界中の注目を集めています。

 1920年代、イギリスのシネマトグラファー、クロード・フリース–グリーン(Claude Friese-Greene)は、イギリス全土を840マイル(約1352キロ)も旅し、地方の人々の生活を記録しました。

 厖大な記録は、「オープン・ロード(The Open Road)」という映像紀行作品にまとめられます。
 ご覧の「ロンドン in 1927」と題されたフッテージは、英国フィルム協会(BFI)が修復したフィルムの中からのシーン。

 映っているのは2階建バスや路面電車、ロンドン橋、ロンドン塔、ハイドパーク、ペチコートレーンなどの名物名所の様子。
 この時代をカラーで観られること自体が貴重な体験ですが、何よりも人々の生き生きとした様子が心に訴えてきます。

 「観ていると、まるでその場にいるみたいに感じるよ」(ケヴィン・スペイシー)
 「20年代のロンドンをカラーで観れるなんて! また古い名画が観たくなったな」(スティーブン・フライ)

 この当時最新のカラーフィルム技術は、フリース–グリーンが父と独自に開発したもの。
 彼は世界に先駆けたこの技術で一旗当てようと、いざ、映画の都ハリウッドへ!
 ところが折悪しく、アメリカの新技術テクニカラーに先を越されてしまったそう。

 失意のうちに亡くなった後、さして注目を集めなかったこのフィルム。
 BFIによって修復され、甦ったその美しさをぜひご覧下さい。

寄稿:Pouch
http://youpouch.com/2013/06/02/121830/
参照元:huffingtonpost.com(英文)
http://www.huffingtonpost.com/2013/05/10/london-in-1927-video-claude-friese-greene_n_3254897.html





【そこそこ、ほどほど】


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